Mischief | Sketching & Drawing & Painting Software | madewithmischief
とにかくまずは動画を見て貰いたいです。どこまでも広がるキャンパス、どこまでも拡大・縮小できるキャンパスが欲しいなあと思った方は必見です。線をどこまで拡大してもくっきり・綺麗なのはベクターの特徴ですが、さくさく描けたり色塗りをしたりするのはラスターの特徴ですね。この二つのいいとこ取りをしたペイントソフトが「Mischief」です。
描き込み系の人や、とりあえず何も考えずとにかく描きたい、という人にお勧めしたいソフトです。
描く事に集中できる
「Mischief」は訳するといたずら。この場合はいたずら描きということになりますか。とにかくドローイングに必要な物は最低元そろっていて、描く事にただただ集中できます。
画面はこんな感じ。ひたすらシンプルです。アイコンを見れば大体どういうツールがあるのかわかりますね。ズーム、回転、反転、図形描写、レイヤー透明化、と描くことに必要なものは一通りそろっています。
ペンの種類はこれだけ。特殊なペンは一切ありません。マスクやフィルター、特殊加工も一切無し。ひたすら描くことだけに特化しています。この潔さったらありません。起動したら即キャンパスが広がり、設定も何も必要無しでお絵かきできるのは敷居が低くて良いですね。
やり直し・取り消しもほぼ無限回繰り返す事が出来、ファイルサイズは他のペイントソフトと比べてかなり軽くなります。他ソフトや画像として出力する場合は範囲を指定して描き出す仕組。この時に実際の大きさを指定するので、A4サイズからビルの壁面まで1枚の絵で対応する事が出来ます。
何より、適当に描いて「あ、これ良いかも」と思ったラクガキを他ペイントソフトへと拡大して持っていく。といった事ができるのが大きな利点ですね。
どこまでもキャンパスが広がるので、ひたすら練習描きを繰り返してその変異を確認するのもまた楽しいです。思いついた事をとにかく描ききるのにこれ以上のソフトは無いでしょう。
ウインドウ透明化が楽しい
このMischiefの大きな特徴として、ウインドウ自体を透明にすることができます。
こんな感じですっけすけです。
どういう事に使えるかというと、まあ用途は色々なわけですが、資料やデッサン人形ソフトの上に直接表示なんてことができちゃうわけですね。
こんな風に。うーんこりゃ楽ちんです。
無限のキャンパスなので、資料用レイヤーにべしべし画像を貼り付けて、それと比較しながらお絵かきしたり、ウインドウを半透明化して上にのっけたり、本当に色々できちゃいます。これは楽しいです。
無料版ありで有料版も3000円程度とリーズナブル
無料版ではレイヤーやPSD出力など一部機能が制限されていますが、その楽しさを十分味わえると思います。有償版でも3000円程度なのでかなりお手軽。
是非とも一度試してみてください。無限キャンパスのストレスフリーさは言葉で言い表せませんよ!
細かな使い方についてはこちらの記事が参考になります。
Mischiefを日本語で説明書並みに徹底解説!DL~使い方まで | soramitama